国立大学とはいえ、受験料、入学金、授業料となかなかの出費です。
今年は大学生が二人で、さすがに家計が回らないので教育ローンを借りることにしました。
国の教育ローンが一番
教育ローンは銀行のものやカードローンなど色々ありますね。
しかしなんといっても国の教育ローンが一番安心です。
- 低金利の固定金利(1.76%)
- 在学中は元金据え置きも可能
- 保証人がいなくても借りられる
など、借りやすい設定になっています。
所得の低い方が借りやすく、所得制限の幅が広いです。
入試の時期は審査が込み合うので、早めに申請する方がよいとのことで、昨年末に申し込みをしました。
教育ローンはインターネット申込み
国の教育ローン申し込み受付ページでメールアドレスを入力すると、申込フォームが案内されます。
そこに必要事項を入力すると、申込受付は完了です。
但し、審査のために必要な書類を送らなければいけません。
申込受付が済むと、必要書類の案内メールが届きます。
必要な書類は、
- 世帯全員の住民票の写し
- 運転免許証またはパスポート
- 源泉徴収票または確定申告書(控)
- 次の両方の支払い状況を確認できる預金通帳(最近6ヵ月分以上)
・住宅ローン(または家賃)
・公共料金 - 合格を確認できる書類
(合格通知書、入学許可書など)
管理人
書類送付の期限
年末だし、書類を送るのは年が明けてから…と放置していたら、催促の手紙が届きました。
- 書類が届かないので審査が開始できません。
- 1月○○日までに案内メールを参照のうえ必要書類を送付してください。
とのことです。
早めに申し込んだからといって、長期間放置するのはNGなようです。
それでも、十分な期限がありますから慌てなくても大丈夫です。
確認の電話がかかってくる
書類を揃えて送付すると、本人あてに確認の電話がかかってきます。
申込内容と借入れ意志の確認です。
この確認電話のあと、審査が始まります。
借用証書が送られてくる
審査を通過すると、契約内容の控えや借用証書などが送られてきました。
借用証書に必要事項を記入し、署名、実印を捺印して送り返します。
その際に必要なのは
- 印鑑証明書
- 収入印紙(借用証書に貼る)
- 合格を証明する書類
- 送金先口座の通帳コピー
- 預金口座振替利用届
これらを借用証書と一緒に送れば、3営業日後に借入金が振り込まれます。
いつ合格するかわからない
しかし、入試の結果は予想できません。
うちの子の場合、最短だったら公募推薦で2月初めに合格しますが、遅ければ後期の3月下旬。
最悪の場合は、予備校です。
こんな場合は、最短合格に合わせて申し込んで大丈夫です。
希望の融資日を過ぎても、3カ月以内なら、融資希望日変更届を出せば変更可能です。
急ぐ場合や、3カ月を超える場合でも、担当者に電話連絡すれば対応していただけるようです。
管理人
在学中に追加融資も可能
国の教育ローンの融資を受けて約1年が経ちました。
100万円借りたので、月々9400円ほど返済しています。
先日、日本政策金融公庫から電話がありました。
「新しいパンフレットを送ります。」
パンフレット?なんだろう?と思ったら、国の教育ローンの案内でした。
国の教育ローンは、子ども1人につき上限350万円まで借りられます。
「足りなければ追加で貸しますよ。」
ということのようです。
新たな融資なので、再度同じ申込み手続きが必要ですが、思ったより学費がかかって大変…なんて時には心強いですね。
管理人